« February 2009 | Main | April 2009 »

2009.03.27

新生活

磯山さやかさん(注1)のブログ(3/25「WBC」にて)を読んで、知ったのだけれど・・・。
WBC日本代表のシャンパンファイトで、小山良男さんが選手に混じって胴上げされていたそうで、驚いた。

小山さんは、中日ドラゴンズの選手だった人で、ポジションはキャッチャー。
1998年、甲子園の春夏連覇を果たした横浜高校で、「平成の怪物」と騒がれていた松坂投手の、女房役を務めていた人だ。
(この時、主将も務めている)

ドラゴンズのキャッチャーには、谷繁選手と言う、厚くて高い壁がある。
しかもキャッチャーは、(基本的に)1人しかいないポジションなので、世代交代が一番難しい。
小山さんは社会人(JR東日本)から入団している・・・プロとして即戦力を期待されていた訳だけれど、遂に壁を破る事が出来なかった。

プロとしての生活は4年間(1軍出場は9試合)で、昨年戦力外通告を受け、今年からドラゴンズのブルペンキャッチャーになっていた。
今回のWBCでは、ドラゴンズから派遣されて、ブルペンキャッチャーを務めていた(注2)らしい。

ブルペンキャッチャーとは、文字通りブルペンで準備をする(肩を作る)ピッチャーの球を受ける(調整する)のが仕事だ。
WBCでは、スタメンでは無かった阿部選手や石原選手も務めていたそうだけれど、小山さんは選手では無い・・・完全な裏方として、チームに帯同していた。

彼はまだ28歳・・・プロの道を諦めてブルペンキャッチャーになった事には、大きな葛藤があったと思う。

「選手だと捕ってから早く投げる事に意識が行きます。一方で、投手を気持ち良くさせるような『捕球のスペシャリスト』がブルペン捕手。自分はまだまだ。これからはキャッチャーミットも変えて、いろいろ試そうと思っています。」(中日スポーツより)
「キャッチングひとつで投手は変わる。ブルペン捕手のプロになります。」(スポニチより)

ブルペンキャッチャー(ドラゴンズの)になる時の彼の言葉だ・・・そこには、表舞台では無く、裏方としてチームを支えようという決意が見える。
いや、ただ支えるだけでなく、その中の一番を目指そうとしているのだ。
挫折して、立ち上がり、また歩き出す・・・とても崇高で、美しい精神から来る決意なのだと、僕は思う。

今大会、非常に調子の良かった投手陣を支えた彼も、間違いなく世界一のメンバーの1人だ。
だから、選手達が彼を胴上げをしたのだと思うし、随分と粋な事をするなぁと感心した。
侍ジャパンと呼ばれる彼らにふさわしい・・・まぁ「粋」は町人文化なのだけれど。(笑)

プロの世界では成功出来なかったけれど、本人の考え方一つで、こういう生き方もある。
世界一のブルペンキャッチャーがいるドラゴンズは、本当に幸せな球団だ。
彼の新しい人生が、より良い物になればなぁと思う。
スタートは上々だ・・・これからも頑張って欲しい。


追記:「まあ、11球団一致結束して良かったな」(渡辺恒雄:読売ジャイアンツ球団会長)
知らなかったのか、表しか見えないのかは知らないけれど・・・磯山さんの見識の高さに比較すると・・・ジャイアンツのファンが気の毒になってくる。(苦笑)


注1:磯山さんは、芸能界きっての野球通として有名で、ブログにおける(野球に関する)コメントは、非常に暖かくて、好感を持って読んでいる。
先のブログでも、小山さんを(個人的な)MVPに挙げているのだけれど・・・恐れ入りました。(笑)
(余談だけれど、ドラゴンズの「アライバ」コンビを、出身地にちなんで「イバラキ」コンビと呼んでいる。 笑)

注2:小山さんは、ブルペンコーチを務めていた与田剛さんの亜細亜大学の後輩に当たる。
ドラゴンズOBとしての繋がりだけでなく、こうした縁もあったのだろう。
(もちろん、松坂投手との縁もあるし)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.24

ファーストサムライ

第2回WBCは、日本代表が決勝(vs韓国)で、今大会初の延長戦を5-3で制し、2連覇を達成した。

日本が一歩ずつリードしながらも、9回裏に追いつかれると言う、非常に苦しい試合展開で、展開的に言えば、負けてもおかしく無かったと思う。
僕は、他の国も含めて半分以上の試合を見たけれど、間違いなく一番の試合・・・両国の意地がぶつかりあう、球史に残ると言っても良い試合だったと思う。
それは、韓国代表チームの強さがあっての事だ・・・まずは、素晴らしい試合をありがとう(注1)と言いたい。

以前書いたブログの中では(原監督の采配面を中心に書いていたので)触れていなかったのだけれど、第1ラウンドを見ていて一番気になっていたのは、イチロー選手の事だった。
別にヒットを打てないとか、そう言う事では無い。(注2)
(TV(地上波)の扱いと言えば、イチロー選手が打った・打たないの繰り返しで、それには辟易したけれど 苦笑)

前回大会の時は、普段クールなイメージの彼が、他の選手をグイグイ引っ張っている様子が見て取れ、驚いたくらいだったし、好ましく思ってもいた。
今回も、メンバー的に言っても最高の選手である事は間違い無い・・・けれど、前回大会と違って、彼を中心にまとまっている感じが、余りして来なかったからだ。

確かにイチロー選手がヒットを打てば、チームが凄く盛り上がる・・・でもそれは、彼が中心選手だからこその話だ。
侍ジャパンを一つにまとめる選手が見あたらない・・・イチロー選手で無いとすると、誰なんだろうと、ずっと思いながら見ていた。

けれど、第2ラウンド→決勝ラウンドと見て来て分かってきた。
このチームには、リーダーがいないと言う事に。

準決勝で、ようやくスタメン(9番・サード)で出場・活躍した川崎選手は、こう言った。
「緊張した。緊迫した試合だったので必死にやった。東京ラウンドからベンチでも試合には出ていたので、(ようやく初スタメンという)意識はしていない。(活躍出来たのは)チームのみんなが励まして、声をかけてくれたお陰だと思う。」

前回大会で中心選手として活躍していながら、今大会では(調子が良いにも関わらず)サブメンバーの扱いを受けていた・・・ベンチにカメラが向けられた時、いつも他の選手を鼓舞し続けていた彼の姿があった。
(そして決勝戦では、スタメンを片岡選手に譲っている)

彼だけでは無い・・・選ばれた選手それぞれが自分の出来る事を、与えられた場所で精一杯務めていた。
原監督(注3)は「チームが1日1日、団結し進化した」と、決勝戦後に語っていたけれど、チームとしてのベクトルが、試合を重ねる毎に一つに向かって行ったと思う。
リーダーがいなくてもまとまるから、その必要が無い・・・その意識の高さ。
僕が想像するより、ずっと大人のチームだった。
(補足:その後、イチロー選手がコメントで、同様の事を話していた)

そして、チームが勝負に徹してまとまった時、真の強さを発揮する・・・それが第2ラウンドでの(2回戦った)キューバ戦であり、準決勝のアメリカ戦であり、この決勝戦だったのでは無いか、と思う。
そんな大会で、最後まで勝ちきった日本代表の強さは、日本野球の素晴らしさを同時に伝えていた(注4)と思う。
(結果的に見て、トータルの防御率が1.70!!というキッチリとした守りの野球を見せてくれた)

ただ、今大会でも不満点はある。
特に対戦相手の組み合わせ・・・同じチームと決勝まで5回も闘う(vs韓国)のは、どう考えても異常だと思う。
前回大会の反省を踏まえ、今回の予選形式になったと思うのだけれど・・・ますます悪くなっている印象だ。(苦笑)
(敗者復活を含む、変則的なトーナメント方式を採用した為・・・第2ラウンドでの日本は、キューバ→韓国→キューバ→韓国という対戦を行っている)

もう少し、盛り上がる対戦組み合わせを考えても・・・第1ラウンドの1位と2位で、同じグループに入るのを避けるとか、第1ラウンドを勝ち上がったチームで組み合わせ抽選をするとか、敗者復活のトーナメントはチームをシャッフルするとか、工夫は出来ると思う。
4年後の大会に向けて、しっかりと準備して欲しい。

盛り上がる対戦と書いたけれど、実際に肝心の開催国であるアメリカの盛り上がりは、今一つらしい・・・何故こんな大会に熱心になっているのか?と、疑問に思っているとも伝えられる。
(松坂選手のコメントにも「現地ではなかなか盛り上がりを実感出来なかった」とあったくらいだから、本当なのだろう)

何で熱心なのか?
その答えは簡単だ・・・素晴らしいスポーツだからに決まっている。
イチロー選手は、「日本のファンの人たちに、笑顔が届けられた事、最高です」と言っていたけれど、本当にその通りだ・・・選手の(こう言う形の)笑顔は、真剣に勝利を目指していなければ、見る事は出来ない。

素晴らしいと信じている物に熱心になって、何が悪いのか?
逆に聞いてみたい気分だ。
(何マジになっちゃってんの?って言われているようで、腹も立つし 苦笑)

そしてきっと・・・メジャーリーグで活躍している松坂投手やイチロー選手は、野球の面白さ・素晴らしさを、ベースボールの国に教えたい意味もあったんじゃないかなと思う。

笑顔が届けられた・・・優勝を喜ぶ(応援していた)人達の笑顔を見るにつけ、「まだ野球人気も捨てた物じゃ無いな」と思う一方で、僕自身、本当に野球が好きで良かったと思う。
選手・スタッフ・そして日本代表チームを応援していた全ての人達、本当におめでとう。


注1:ただ、マナーは相変わらず良くなかった。
「マウンドへの旗立て」もそうだけれど、相手チームの攻撃だろうがおかまいなく行われる「大韓民国(テーハミング)」コールや、打席に立つイチロー選手に向けてのブーイング等・・・スポーツは、相手を尊重して始めて成り立つ物である事を、もう少し理解してくれたらと思う。

注2:僕は、別に打てなくても、世界を代表する選手が1番にいる事の意味が大きいと思っていた。
何より彼は、守備面で大きな貢献をしている選手の1人だ。
でも、最後の最後・・・決勝戦の延長10回表、試合にケリをつけたタイムリーを放つ所は、やはり彼しか出来ないよなぁと、溜息が出た。
(厳しい球をことごとくカットし、甘い球をセンター前へ・・・基本だけれど、この場面で出来る凄みを感じた)

注3:「ん?」と感じた原監督の采配・・・日本選手権(シリーズ)や第1ラウンドで見せた用兵の固さは・拘りは、今大会の最後まで見られた。
ただ、以前に書いたように、左打者が多い日本打線に対し、韓国チームは左投手をぶつけてきていた・・・その為、最後まで調子の悪かった左打者・福留選手を下げ、代わりに6番に「左ピッチャー専用」内川選手が座り、調子が良かった右打者・城島選手が4番に繰り上がった(4番だった村田選手は、ケガの為、既に帰国)事は、その固さがもたらした(良い)起用だったと思う。(笑)
(内川選手は3安打と大活躍したけれど、それより5回裏に見せた守備は、個人的にMVP級だったと思う・・・こんな守備が良い選手だと知らなかった 笑)

もっとも、本人も自覚していたのか決勝戦後、「もっと上手い監督さんなら、もっとたくさんの点を取ってあげられた」と語っていた。(笑)
でも、実に彼らしい潔いコメントだ・・・きっと彼は(監督では無く)選手の気持ちで、チームの一員として戦っていたのだと思う。
前回大会での王さんとは違う、選手を引っ張る魅力があった・・・結果的に見て、日本代表にふさわしい監督だったと思っている。

注4:日本野球と言うけれど、アメリカから伝わった日本の野球が進化したきっかけも、またアメリカだ。
かつて、メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースによって生み出された「ドジャース戦法」が、V9時代(古い!!)の読売ジャイアンツに持ち込まれ、それが独自の進化を遂げてきた姿・・・それが「スモール・ベースボール」と呼ばれる現在の日本野球を代表する戦術だ。
決勝ラウンドが行われたドジャー・スタジアムは、名前から分かる(笑)通り、そのロサンゼルス・ドジャースの本拠地・・・日本野球の聖地とも言える場所での優勝は、また意義深い物があると思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

だから・・・

「この番組にファクシミリ届きましてね。小学校5年生の女の子。明日、日本が勝ったら、マウンドに日本の旗と韓国の旗を両方立てて下さいねって言うファクシミリ来ましてね。こういう気持ちってのはやっぱり大事だなと・・・」(古館伊知郎:昨日の報道ステーションにて)

今回のWBCで、また韓国チームがやっていたけれど・・・マウンドに旗を立てるのは、良くない行為だっつうの!!
(前回のWBCの時も、苦言を呈した行為なのだけれど・・・)

追記:他人には「説明責任を・・・」「監督責任を・・・」とか、いつも言っているのに、いざ自分の事になったら責任も取れない・・・。
報ステのイチローもダメだけど、こっちのイチローもダメだよなぁ・・・。
野球のイチローだけかな・・・良いのは。
WBCの決勝を見て、そう思った。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2009.03.10

素浪人ファーストアウト

このブログの愛読者である(?)姉から、「WBCについて知りたい」とメールが来た。
書くつもりで・・・書くだろうとは思っていたけど・・・まだ書いて無いぞ。(笑)

と言う訳で・・・第1ラウンドの3戦を通して見ての所感を。
まず、何でだろうと思った事を上げてみる。

1.岩村明憲選手(セカンド)を使い続けている事。
僕が見ていても、明らかに打てそうな気配が無く、14-2と快勝した2戦目(vs韓国)でも、2四球を選んでいる物の、1人ノーヒットだった。
(結局、3戦目もノーヒット・・・第1ラウンドはノーヒットに終わった)

セカンドは昨年のパ・リーグ盗塁王、片岡易之選手もいるのだけれど、未だ代走でしか出場していない・・・使わない理由でもあるのだろうか?
岩村選手はメジャーリーグでプレイしている選手だから・・・?
ショートには、西武ライオンズで二遊間でコンビを組んでいる、中島裕之がスタメンなので、守備的にも面白いと思うのだけれど・・・?

2.城島健司選手(キャッチャー)の打順を上げない事
8番を打っている城島選手は、初戦(vs中国)こそノーヒットだった物の、2戦目では4打数3安打1HR(2打点)と大当たりだった。
3戦目が同じ韓国戦と言う事で、打順(注1)を上げても面白かった(結果的に3打数2安打)と思う。

それらを含めて、一番分からないのが、「侍ジャパンって何?」という事だ。

僕が知る限り、原監督の構想(攻撃面)は、打順を1~3番・4~6番・7~9番と、3人ずつでパッケージし、上杉謙信の「車懸かりの陣」に例え、繋ぎの打線で波状攻撃を行う、という物だったと思う。
ただ、そういう意味で発揮されたのは、第2戦しか無い。
問題なのは、当たり前の話だけれど、上手く行かない時に、どうするか?と言う事になる。

原監督は、第3戦後、「これが野球ですね。相手投手に良い所へ投げられたら、なかなか打てないという事。ただ、今日の負けがさらにチームの団結力を深めたと思う。」と語っていた。

それはそうだけれど、相手投手が良かったから負けた、と言って良いのは(強いて言えば)ペナントレースだけだろう・・・そういう相手投手から、いかに1点を取るのか、それを含めて、どう勝つのかを考えなければならないのでは無いだろうか?
(野手を責めない発言だったと言う事を差し引いても、監督がそれを言っては・・・と思う)

敗戦となった第3戦、日本の得点チャンスは2回あった。

最初は4回・・・1点を先制された裏の攻撃だ。
ヒットで出た2番・中島選手がピッチャーのボークで2塁に進み、続く3番・青木選手のファーストゴロが進塁打となり、1アウト3塁・・・ここまでは良い。

問題は、4番・村田選手(注2)のバッティングだ。
4番であれば、最低でも犠牲フライを打たなければという場面・・・やってはいけない事は、三振とポップフライ。
取られたら取るという、試合の流れを引き寄せる意味でも重要な場面で、大振りを続けて追い込まれ、ファーストへのファールフライ。

繋ぎの4番として座っていた稲葉選手に(第2戦から)替わっていたのは、HRを打つ事では無く、左投手をぶつけてくる韓国チームに対しての物だったと思う(稲葉選手は左打者で、村田選手は右打者)のだけれど、そういう認識が本人にあったのか、疑いたくなるようなバッティングだった。
(実際、ここまでで打ったヒットの3本中2本がHR・・・そういう打者だと言ってしまえば、それまでだけれど)

次は8回裏の攻撃。
先頭打者のイチロー選手がヒットで出て盛り上がる場面・・・2番・中島選手に原監督が出した指示は、送りバント。
確かに俊足のランナーを2塁に進め、プレッシャーを与えるという意味は分かる。

ただ、早い回での送りバントならともかく、ここは最低でもランナーを進めるバッティングをさせた方が良いのでは無いだろうか?
球は速いけれど、右のサイドスローピッチャー・・・盗塁やヒットエンドラン等の選択肢もあったはず。
(決め打ちのバントで、揺さぶろうという気配も無かった)

今までにも何回か触れているけれど、野球は流れを引き寄せる要素の多いスポーツだ。
第2戦では、それが完璧に上手くいったと思う・・・だからこその完勝だったと思う。

第3戦は、ハッキリ言えば「普通にやれば勝てる試合」だったと思う・・・こちらに流れを引き寄せるような、韓国チームの走塁面でのミス(注3)が、余りにも多かったからだ。
逆に言えば、守備面で日本チームは素晴らしかっただけに、流れを引き寄せられない攻撃面のマズさが、0-1というスコア(結果)になったのだと思う。

前回のWBCがそうだったように、単純なパワーでは敵わない分、しっかりとした野球で勝つしか無い。
「繋ぎの野球」とは、みんなが続けてヒットを打つ、という事だけでは無いはずだ。
アメリカでの第2ラウンド(相手は恐らく、B組1位通過するであろうキューバ・・・)は、しっかりと修正して、連覇を目指して頑張って欲しいと思う。


追記:これは本編とは関係無いのだけれど・・・。
TVを見ていてガッカリしたのが、観戦しているファンのマナーの悪さだ。
「イチロー選手の打席で、インプレイにも関わらず、カメラのフラッシュを焚く」
「インプレイにも関わらず、ウェーブを止めない」 等々・・・。
素晴らしい試合は、選手だけで無く、ファンも協力して作る物だと思う。

追記2:、「WBCについて知りたい」とメールしてきた姉だけれど、「WBCの一体何が知りたかったのか?」は、分からなかった。(笑)
そこで今回は、所感的な事を書いたけれど、その後「WBCの何かが書かれているだろうと思って」という回答があった。
・・・という事であれば、書いた内容も間違っていないと思う。(オネ、どうだった? 笑)


注1:補足すると、1から9番までの打者の配置として、左右左と、ジグザグ打線に拘りすぎていないだろうか、という気もしていた・・・実際、1番のイチロー選手(左バッター)から、見事なまでのジグザグぶりだ。(笑)

本編でも書いているけれど、元々左打者が多い日本打線に対し、韓国チームは左投手をぶつけてきていた。
であれば、調子の良かった右打者として、城島選手の重要度は尚更高かったはずで、8番を打たせるのは、正直もったいなかった(個人的に、第3戦では4番でも良かったと思っている)し、本編での岩村選手の件と合わせて、(原監督の)起用面の固さが足を引っ張らなければ良いなぁと思っている。

注2:第3戦で3塁線を破られて得点を許した4回表の守備でも、得点圏にランナーがいる場合、もっと3塁線寄りにいるべきだったのではと思う。
(バッテリーは内角を突いた投球をしていたので、尚更だ)
北京五輪の時から(不安に)思っていた選手・・・厳しい言い方になるけれど、肝心な時に当たり前のプレイが出来ない選手なのかな、と思っている。

注3:次の塁を狙う姿勢とは、とても言えない暴走の連続で、僕が見ていただけで、5~6個くらいあったと思う。
ノーアウト2・3塁、次のバッターがショートゴロで塁上の走者がゲッツーというのは、そう見られないと思う。(苦笑)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.05

竜の試練

少し前の話になるのだけれど、ニンテンドーDS用「ドラゴンクエスト9 星空の守り人」の発売日延期が、スクウェア・エニックスから発表された。

3月28日から7月11日と、3ヶ月ちょっとの延期と言う事で、ドラクエらしいと言ってしまえばそれまでだけど・・・いや、ちょっと待てよ・・・。

日付を記載していなかっただけで、ドラクエ9の発売予定は、当初2007年・・・それが2008年になり、最終的に2009年3月28日になっていたはずだ。
それも覆され、今回の決定になったと言う訳だから、いくら何でも延期し過ぎだと思う。
(ドラクエだから許される、という事が皮肉だけれど・・・業界人の僕としては、こんなに延期が許されて羨ましい部分もある 苦笑)

スクウェア・エニックスの和田洋一社長によると、延期の主な理由としては「デバッグが間に合わなかった為」と言う事のようだ。

和田社長の説明を踏まえて多少補足すると、ゲーム全体の機能部分の実装が済んで、本格的なデバッグ(=テスト)に入るのだけれど、その際に大きなバグ(不具合)が沢山ある事が発覚・・・とても取り切れ無い為、修正の時間が(かなり)必要になった、という次第だろう。

ただ、ここからは推測を交えて、穿った見方になるのだけれど、和田社長の次の発言に不安を覚える。

「ドラゴンクエストのチームとしては未開拓の通信分野」が強敵。ゲーム全体でもまだまだバグは取り切れておらず、まして通信についてかなり掘り下げる必要がある為、十分な期間を取った」

情報として知る限り、ドラクエ9では通信機能にかなり比重が置かれた設計が為されているようだけれど、ドラゴンクエストのチーム・・・開発を担当しているのは、ドラクエ8を開発したレベルファイブ(LEVEL5)だ。(注1)
どんなメーカーでも、初めての開発はある事なので、そこは目をつぶるとしても、実際どの程度の経験者が開発を担当しているのか?
開発している人達は、一生懸命にやっていると思うので、言いたくないのだけれど・・・もしも、それ(開発経験の未熟さ)によるバグだとすると、バグを取ると言っても、通常より時間がかかるのは必定だ。

また、「この仕様は、設計のどの段階で生まれていた物なのか?」という疑問もある。
DSというハードを選択していた以上、当初から通信ありきで、ある程度は考えられていたとは思うのだけれど、ここまで多機能にする予定だったのだろうか?

ゲームシステムの設計として、最初からされていたのと、途中からの仕様追加では、開発難易度が大きく変化する・・・想定外(しかも致命的)な不具合も、後者の方がより起こりうる。
(しかも、通信部分は問題が起こりやすいパートだ)

これは、僕の考え過ぎかも知れないけれど・・・、
(1つ前の)ドラクエ8を初めてみた時、システムデザインをしている堀井雄二さんは、ネットワークRPGを作りたいと思っているのかな?と思った。
(こう言っては何だけれど、これをオンライン化すればすぐにネットワークRPGになる・・・それくらいゲームシステムが近い物だったからだ)

先に述べたドラクエ9の通信機能が、正にそうだ。
初めて通信機能を設けるドラクエ・・・いわゆる「すれ違い通信」から、マルチプレイまで実装しているし、クエストの配信まで行うらしい。
システム的にはMORPGになる・・・MMORPG(注2)とまではいかないけれど、DSにしては大規模な通信要素だ。
もっと良い物をと考える中・・・2年の延期期間中に「あれもこれも」という事になったのでは無いだろうか?

果たして、本当に7月11日に発売されるのか?
発売延期が発表された翌日、コンビニに掲げられていた垂れ幕には「3月28日 ドラゴンクエスト9発売」と書かれていた・・・流通や問屋等、延期の影響は少なくないだろう。

不安の多い今後である事は間違いない・・・また、それ以上に大きな期待を持って発売される、日本最高のタイトル。
色々なプレッシャーもまた、日本最高だとは思うけれど、ファン(僕もその1人だ)の期待に応えられるよう、(開発の)ラストスパートを頑張って欲しいと思う。


注1:レベルファイブというと思い出すのが・・・Xboxで開発中止になった、「トゥルーファンタジーライブオンライン」というMMORPGだ。
Xboxのキラータイトルとして、当時大々的に売り出していて、僕も期待していたのだけれど・・・ただ、この技術がドラクエ8に(かなり)生かされているだろうとも思っている。

注2:オンラインRPGは、接続の規模で、
MMORPG(Massively Multi-player Online Role-Playing Game=多人数参加型のオンラインRPG)
MORPG(Multi-player Online Role-Playing Game=複数プレイヤー参加型のオンラインRPG)
に2分される。

単純に言えば、
MMORPG:不特定多数の人が接続するRPG(代表例:「ウルティマオンライン」「ファイナルファンタジーXI」)
MORPG:1~4人程度の少人数が接続するRPG(代表例:「ファンタシースターオンライン」シリーズ、「モンスターハンター」シリーズ)
という事になる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.04

つぶやき2

「ゼネコンだけじゃ無く、その他の企業についても身に余る程、献金を頂いております」

「身に余る」
1.処遇が自分の身分や業績を超えてよすぎる。過分である。身に過ぎる。「―・るお言葉」「―・る光栄」
2 与えられた仕事や責任が自分の能力に比べて重すぎる。「―・る大役」 (Yahoo!辞書より)

身に余る程もらってるんなら、もらわない方が良いのでは?(笑)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.03.02

コンバート

2月ももう終わり・・・プロ野球の各チームは、春のキャンプを打ち上げて、オープン戦が始まった。
いよいよ2009年の野球シーズンが始まるなぁ(注1)という感じだ。

この時期のスポーツ新聞には、ポジティブな選手の記事が並び・・・全部その通りなら、間違い無く全チーム優勝なのだけれど。(笑)
まぁ、それを含めて、ファンにとっては一番気楽な時期なのも確かだ。

ただ、今年のドラゴンズは、昨年の戦力と比較して、かなりチームが様変わりする。
まず大きいのは、(ドラゴンズの)選手の退団・流出だ。

川上憲伸投手 → メジャー(アトランタ・ブレーブス)へ
タイロン・ウッズ選手 → 退団
中村紀洋選手 → FAで楽天ゴールデンイーグルスへ

と、エースと4番が抜ける以上の戦力ダウンになっている事は、もちろんある。

でも、それ以上に大きな変更と言えるのが、セカンド・荒木雅博選手とショート・井端弘和選手の守備位置が、入れ替わる形でコンバート(変更)する事だ。
(余談だけれど、ウッズ選手と中村選手の守備位置は、ファーストとサード・・・つまり今年のドラゴンズは、内野手総入れ替えという事になっている)

2004年、落合監督がドラゴンズの監督に就任した時に、現有戦力の底上げ&守りの野球をテーマに掲げて、まず力を入れたのが、二遊間の強化だった。
それに答えた両名・・・それから今まで5年連続でゴールデングラブ賞を獲得して、ドラゴンズの看板選手に・・・日本一の二遊間コンビとなった。

そんなドラゴンズ野球の象徴である2人がコンバート・・・コンバートの理由としては、報道等で見る限り、井端選手の右膝の負担を減らす(昨年、靱帯を損傷している)意味が、一番大きい(注2)らしい。
昨年の井端選手は、先のケガで続けていた連続出場も途絶えたし、戻ってからも明らかに体調が良くない(打順も7番を打ったり)のが見て取れたし、荒木選手より年上と言う事もある(1歳だけだけれど)ので、そういった意味合いもあるのかも知れない。

ただ、こう書いておいて何だけれど、これらの変化は、僕にとっては不安では無く、注目だ。

実は、井端選手は大学時代のポジションはセカンド、荒木選手は入団時のポジションがショート・・・元々コンバートされていたポジションが、元に戻っているだけなのだ。(笑)
勿論、プロの守備と言う難しさはあると思うけれど、何よりも、2人は鍛えられてここまで来た選手・・・心配する方が失礼(注3)と言う物だろう。

昨年のゴールデングラブ賞の受賞コメントで、来年も受賞したいと語っていた2人・・・勿論、コンバート後のポジションでの話だ。
流れるようなコンビプレイを含め、溜息が出るようなプレイが今年も見られる事を期待している。


追記:今年のドラゴンズは、一昨年や昨年の布陣と比較すると、より若返りが求められるシーズンになると思う。
元々、レギュラークラスがほとんど30代(一番若かった森野選手も、30になった)で、世代交代が言われていたチームだけに、鍛え直すには丁度良い時期・・・そういった意味でも、期待して見ている。


注1:3/5日からは、WBCの東京ラウンドも始まる・・・それに関しては、別の機会があれば触れてみたいと思っている。
・・・っていうか、僕の事だから、きっと書くと思う。(笑)

注2:ショートの選手がセカンドにコンバートするのは、珍しい事では無い。
と言うより、単純な話として、プロ野球においてチーム事情に合わせてコンバートする事は、当たり前の話だと言っても良いくらいだ。
一番有名な例を挙げれば・・・ピッチャーからコンバートされた、イチロー選手だろう。

注3:心配なのは、むしろ体調面・・・荒木選手は左肩の故障明けだったし、井端選手は右膝の故障明け以外にも、キャンプ途中で目の具合が悪くなって離脱している。
両名共シーズンにどれくらい間に合わせてくるのかな、という事だけだ。
(追記:井端選手は3/3、チームの練習に合流した・・・荒木選手も順調に回復しているようで、一安心だ)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« February 2009 | Main | April 2009 »