日曜の夜から、またまた「また」実家に帰ってきていた。
本来であれば、2泊3日くらいで東京に戻るつもりだったのだけれど・・・少しワガママを言って、こちらの滞在を延長させてもらった。
6/18に、NOAH(ノア)が名古屋で試合をする事になっているのを、実家に戻る前から知っていたので、元々行こうかどうしようかと思っていたのだけれど、考えてみたら、この日は三沢光晴さんの47歳の誕生日でもあった・・・お別れに行くしかない。
最近(仕事で)凄く忙しそうにしている、観戦仲間の友人のミツも誘ってみた・・・やはり無理だとの返事が。
三沢さんが倒れてから亡くなった経過は、僕と2人で(心配しながら)追っかけていたから、ミツも行きたかったに違いない・・・ミツの分も、お別れして来ないと。

<09.06.18 ZEPP NAGOYAにて>
会場のZEPP NAGOYAは、ライブホールと言う事で、割と小さめ(1000人程度)だ。
当日券を買うしか無かった事もあり、確実にチケットを買う為に、かなり早めに会場に来たのだけれど、それでもS席しか残っていなかった。
(元々、S席を買うつもりだったけれど)

<09.06.18 会場内にて>
会場に入ると、献花台が用意してあり、既にかなりのお花が供えられていた。
(こうやって写真を撮るのも、本当はどうかなとおもったけれど、やはり手元に残して置きたい気持ちもあるので・・・ごめんなさい)
他のお客さんに混じって、僕も遺影に向かって一礼・合掌してから、語りかけた。
僕なりの言葉を(ミツの分まで)伝えたつもりだ。
パンフレットを買って、試合予定を見てみる・・・こう言っては何だけれど、この試合場にしては豪華過ぎるくらいのマッチメイクだ。
・・・と、第6試合(セミメイン)のタッグマッチに、齋藤彰俊&バイソン・スミス組の名前が。
三沢さんの亡くなった試合はタッグ(タイトル)マッチ・・・その時の対戦相手(王者組)で、齋藤彰俊選手は、三沢さんに最後の技であるバックドロップを放った選手だ。
(言うまでも無く、彼に罪は無い)
その後の試合で、バックドロップは出していないらしい(責任感の強い選手なので)けれど、齋藤選手はバックドロップの名手で、地元選手でもある・・・ここで(吹っ切って)放って欲しいなぁと思った。
(王者組がタッグを組むのも、あの時以来の事だったし、むしろ、その為のマッチメイクなのかと思ったくらいだ)
試合の始まる前に、黙祷があった。
僕の席は5列目と、かなり前の方だったのだけれど、後ろから何人か女の子がすすり泣くのが聞こえてくる。
その後、三沢さんの入場曲「スパルタンX」に合わせて、三沢コールが発生したけれど・・・僕は声が詰まって出来なかった。
試合が始まり、三沢さんの付き人だった事のある鈴木鼓太郎選手が、第1試合なのにも関わらず、自分の必殺技であるブルーディスティニーの後に、三沢さんの技であるタイガードライバーで「敢えて」試合を決めたり、地元選手の杉浦貴選手が、悲しみを堪える様に、いつも以上に厳しい攻めをしていたり、いつも通りの試合をしようとしているのだろうけれど、やはりそこは色々な思いがあって当たり前だよなぁと思いながら、試合を見ていた。
勿論、それはファンも一緒だ。
悲しいけれど、いつもと同じように楽しもうとする気持ち・・・暖かい空気の中で、時間&試合が流れていく。
(流石に変なヤジは聞かれなかった・・・やっぱり名古屋のファンは暖かいなぁと思った)
そして第6試合。
爆発的な彰俊コールをバックに、齋藤選手が入場してくる・・・先発して試合が始まる・・・また大歓声。
心無しか、少し動きが固く見える・・・当たり前だ。
でも、大歓声をバックにエンジンがかかってくる・・・タッグ王者組なのだから、無様な試合は出来ないだろう・・・大熱戦。
そして・・・、
バイソン選手が対戦相手を齋藤選手に振った・・・相手の腰に腕を回しながら、流れるように反り投げる・・・バックドロップだ!!(と、叫んでしまった 笑)
きっと新しい一歩を、勇気を持って踏み出してくれたと思う・・・これからも頑張って欲しい。
メインの第7試合は、小橋健太選手と、新しくGHC(シングル)ヘビーのベルトを獲った潮崎豪選手、若手の成長株である青木篤志選手と、宮原健斗・中嶋勝彦・佐々木健介選手が、6人タッグで戦った。
NOAHvs健介オフィスの対抗戦と言う図式に加えて、プロレス界屈指のチョップの使い手が3人(小橋・潮崎・佐々木選手)揃った試合だけあって、ド迫力の試合だった。
大丈夫だよと、僕らに語りかけるような・・・メインにふさわしい試合だったと思う。
潮崎選手は、昨年→今年に入って急成長した勢いに乗って、トップに登り詰めた選手で、三沢選手の最後のタッグパートナーでもあった。
その意味・・・これからのNOAHを、プロレス界を背負って立つ存在になるはずだと、見ていて確信出来た。
どんなライブでも、行ってみないと面白いかは分からない。
そういう意味で、「来て良かった」と思う事はある訳だけれど、今回は初めて「行って良かった」と思った。
三沢さんの(存在の)大きさを感じる事が出来たからだ。
失った物は大きいけれど、残った人間の責任として頑張る・・・みんな次の一歩を踏み出さなければならない。
その区切りが出来て、本当に「行って良かった」と思う。
今度は、ミツと一緒に観に行きたいと思う。
追記:このブログを書く前・・・試合が終わって帰ってきたら、姉からのコメントを発見。
心配してくれていたみたいだ。
ありがたいなと思いつつ・・・このブログが、大丈夫だよと言う証明になれば良いなと思う。
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